エキスパートカフェで「ジョブ型と課長の仕事」を学びました!
この読書会は、前半では読書会、後半では著者が登場され質問形式で学べるという素晴らしい構成になっていまして、
2時間があっという間でした!
この本は、・ジョブの価値・目標・顧客視点・キャリアビジョンなどなど‥真のプロフェッショナルになるために個人、チーム、組織として取り組みが満載で、今後の仕事に役立ちそうなヒントにあふれていました。
後半の著者綱島邦夫氏は、
「人間だけが”週末”を作ったけど、ライオンには土日はないよね。だから私も土日も平日も変わらず同じ動き(仕事)をしてます」とにこやかにさらっとおっしゃって、そのユニークな発想やフランクさにとても魅了されました(^-^)
動物とヒトの違いはいろいろあるでしょうが、「週末を作った」ことに相違点を見つけるというのは、面白いな~と思いました。
さて、ビジネスにおけるとても有益なお話を3つ挙げるとすると
●この30年成長できない企業が多い中でも成長している企業
①組織風土を変えることで課題を解決し大きく成長したT社。
社長が当時の社員4000人に2年半かけて対話、「なんでもいいから目標を作って下さい(仕事でも仕事以外でもOK)」
そしてそれを実行した人達1500人を表彰し、そのうち500人を豪華客船へ招待しそれが起爆剤となったとのこと。
②社員が計画作りに参加することでイノベーションをにより最先端を走るM社。
その企業価値は、とてもシンプルで「CSとES」ということ。
顧客と社員の満足、それをどのように形にするかというところが成長のカギなんだろうと思いました。
●ジョブの本質とは・・
「問題をみつけて解決すること」
問題は業種によって異なる。
常にお客さんの悩みは何か?を頭ではなく「心」で考えることが重要とのこと。
世界的な最先端のコンサル会社で働いておられる方が「心で考える」ことの重要性を説かれたのは、ちょっとした驚きでした。
これが原則ならば、企業規模にかかわらずあてはまると理解しました!
●「ビジョナリーリーダー」から「インクルーシブリーダー」?
大きな目標を持ったらそれは一人では絶対に無理なので、部下にお願いするしかない。
それが出来るかどうかが発展するかどうかのカギ。
どんなに能力が優れた上司でも、部下が言いたいことを言えない上司はダメな上司、
「ばかになることも時には必要」という言葉が印象的でした!
3つ挙げるとすると、以上ですが、、
最後に世界と日本の違いみたいなことも感じました。
グローバルに働いている綱島さんの会社では「年齢は聞いてはいけない」ということです。
私はすぐに「あの人は何歳かな」とか「私ももう年だから・・」などと考えますが、そうやって自分を年齢で制限することはないんだな・・というパラダイムシフトも感じました。
読書会に著者まで来られるエキスパートカフェって、楽しい~!以上報告まで。
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