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生まれて初めての体験

4月23日、24日に国際ソロプチミスト日本アメリカ南リジョン第37回リジョン大会が熊本城ホールにて開催されました。
その開会式で騎手を務めるという、それはそれは生まれて初めてであり、とても貴重な体験をさせて頂きました!
と、終わったから言えるのですが・・、前日のリハーサルが終了した際には、「なんてことを引き受けてしまったのか・・、」と後悔しきり。
そもそも900人もの参加者、県知事や市長というお歴々の前で、「旗を持って、音楽に合わせて、一人で行進していく」そんなこと、私にはとても無理だ・・・と怖すぎて叫びたくなりました。
とはいえ、今更どうすることもできず、YouTubeで「威風堂々」を流しながら行進の練習をしてみたりしながらも不安な夜を過ごしました。
しかし、翌朝、それは降りてきました!
神の啓示ともいえるパラダイムシフト!
「そうだ、私は皆様から選ばれた代表として”騎手さん”という役割を演じるだけなんだ!そういう役割を皆さんから求められていて、誰もが上手くいくことを願っておられるんだ」
これまで「自分」に無理だ、キャラに合わないなどと「我」にこだわっていた気持ちがす~っと消えてなくなり「無我」の境地になれたのです。
このマインドセットは、気づけたことが本当に嬉しかったです。そしてこれが「相互依存」のパラダイムだ~、などとちょっと得意げに出かけていきました。
途中、まさかの騎手ベルトを家に置き忘れるというハプニングもありながらも、定刻に会場へ到着。
いよいよ本番です、何しろ「無」の境地ですから、怖いもんなしです。でも、いくらマインドが整ったからと言って全て上手くとは限らないのが人生の妙でしょうか。
入場から1分経過、花道をゆっくりと進み、来賓の方々がいらっしゃるステージの前に来た時、急に異変が起こりました。
比喩ではなく、本当に心臓が破裂するか~と思うくらいのバクバクする鼓動・・。センターまでが遠いぞ・・たどりつけるのか~??
幸い傍目からは何事もなく、無事終えることが出来ましたが、人生における2つも大きな気づきを得ることが出来ました。
もう一度、「騎手さん」をする機会がありましたら、今度こそはマインドとスキルの両面を磨いて役割を全うします!
もう2度とこないであろう役割を与えて頂きましたソロプチミスト熊本すみれの方々に心より感謝致します。