実は、私が初めてコーチングを学んだのは、社労士になって間もない2005年頃のことでした。
当時は福岡で開催されていた岸英光先生の講座に参加するため、高速バスで通っていました。まだ九州新幹線が開通しておらず、今思えば懐かしい思い出です。
その後、2017年からは『7つの習慣』ファシリテーター講座を受講し、その流れでFBCコンサルタント、エグゼクティブコーチとしても学びを深めるため、数年間東京へ通いました。
2020年以降は、コロナの影響もあり、学びのスタイルはほとんどオンラインに。
このように、私にとってコーチングはずっと身近な存在でしたが、これまで受講してきた講座は「認定資格」が得られるものではありませんでした。
そこで今回、初めて「認定」を取得しようと一念発起し、銀座コーチングスクールの講座を受講することにしました。
本当は、半年ほどで受講を終えて試験に合格するつもりだったのですが、さまざまな事情もあり、受講終了までに1年を要してしまいました。
試験準備もなかなか進まず、提出期限ギリギリまで追い込まれる形に。セッション動画の収録は前日、レポート作成は締切当日……という綱渡りのような状況でした。
そんな中、急なお願いにも関わらず快く協力してくれた元社員のNさんには、心から感謝しています。
改めて、認定を取得する過程で「型」をしっかりと身につけることの大切さを実感しました。
これまで、様々な学びを重ねてきたという自負もありますが、基礎を再確認し、型を体得することで、より自信を持ってクライアントに向き合えるようになったと感じています。
そして何より――私はやっぱりコーチングが大好きなんだな、と改めて実感しました。
「やりたいのに一歩踏み出せない」「ありたい姿がぼんやりしていて描けない」「自分の内側から湧き上がる動機を見つけたい」
そんな思いを抱える方々に、少しでも寄り添い、サポートできたら嬉しく思います。